スポーツ吹き矢の競技方法
スポーツ吹矢の競技規則は日本スポーツ吹矢協会にて規定されていますので、まずこの競技規則は、協会が認定する公認の用具を用いて行われる競技にて適用されるのが前提です。
競技種目は、男女それぞれ6ｍ、8ｍ、10ｍの3段階で行い、ジュニアの部（小・中学生）は5ｍも認められています。筒は先端からの300ｍｍ以内は、いかなるものも貼付することはできません。
的は、競技用素材はウレタン製で協会公認のものとされ、一辺約330ｍｍの正方形であり、的には原則として紙製「的シール」を貼って使用するか、交換式的を使用します。的の設置は、的シールの黒点の中心部分が床上160ｃｍ（または130ｃｍ）で、的シールの配点は、中心から半径3ｃｍの白の部分が（中心の黒の部分を含む）7点、7点の部分の外側の3ｃｍの赤の部分が5点、5点の部分の外側3ｃｍの白の部分が3点、3点の部分の外側３cmの黒の部分が（平成20年7月１日付改訂）1点となります。
これとは別に、障害者サポート部が設けられ、参加への裾野を広げています。基本的には健常者と同等のルールとされますが、状況によって障害者に無理の無い環境に近づけたルール実施となり、障害者が立って基本動作ができない場合は、椅子にすわっても構わない等の配慮がされています。